日本プライマリ・ケア連合学会 ICPCプロジェクトチームとは?
 前身の旧日本プライマリ・ケア学会国際疾病分類研究会は、プライマリ・ケア健康問題国際分類注解第2版(ICHPPC-2-Defined邦訳版)を出版した日本プライマリ・ケア学会国際交流委員会 分類小委員会の後を受けて1994年に発足しました。

 当時の委員は、WONCA国際分類委員会の日本代表として関わって来た重本洋定委員長、それを引き継ぎ現在日本代表として参加している山田隆司理事を中心に現在12名の委員がいました。

 2〜3ヵ月毎の会合の他、メーリングリスト上でのディスカッションや、Web上の共有フォルダでファイルをやり取りするなど、ITも駆使して活動していました。

 その後、学会の再編に伴い、日本プライマリ・ケア連合学会の中では、国際関係委員会 ICPCプロジェクトチームとして活動しています。

 現在の委員長は藤田伸輔(千葉大学医学部附属病院地域医療連携部)、担当理事は大野毎子(唐津市民病院きたはた)です。

  
しげもと医院にて開催中の研究会の様子

1994年 1月22日 第1回日本プライマリ・ケア学会国際疾病分類研究会開催
1994年〜1997年 ICPC初版翻訳作業(各委員で分担し、2重チェックを行う)
1997年 6月 プライマリ・ケア国際分類(ICPC邦訳版)出版
1997年〜 受診理由の類語収集作業・プライマリ・ケア国際用語集翻訳作業
電子メールでのやりとり開始
1999年〜 ICPC-2翻訳作業・愁訴/病名の類語収集と整理
2000年 3月 ICPCメーリングリスト/共有フォルダ開設
2000年 9月 プライマリ・ケア国際用語集出版
2002年 6月 プライマリ・ケア国際分類第2版日本版(ICPC-2最新版邦訳+解説編、CD-ROM付き)出版
2003年 6月 第26回日本プライマリ・ケア学会(札幌)において、ICPC-2教育セッション開催。
2004年 6月 第27回日本プライマリ・ケア学会(横浜)において、ICPC-2ワークショップ開催。

 その後、毎年の学術大会にてワークショップを開催し、ICPCの啓発普及に努めています。

2013年 日本プライマリ・ケア連合学会の中で正式にICPCプロジェクトチームとして認められる。(2013年9月26日学会HPより当HPリンク)